国家を擬人化してみたシリーズ+解説(順次追記)
おはようございます。
受験生の夏休みらしいので、2年生の時からずっと授業中睡眠して過ごしてきた世界史の勉強を始めました。
名前だけ知っていて詳しい実情は全然知らない国が結構多かったのですが、色々詳しく勉強してみると擬人化させたい思いが収まらなくなってきたので描いてみました。設定ごと描いていきます。(新しく描いた分は順次追記します)
画質が荒いと思うので、もし仮にちゃんと見たい方がいらっしゃればここに→ https://www.pixiv.net/users/80387769
国家を美少女化すれば、ありとあらゆる出来事が尊く見えて世界史が頭に入ること間違いありません!みなさんもLet's世界史ライフ!
※「仲が悪い」等の表現をよく使っていますが、特にヨーロッパにおいては昔から色々あるので基本的にどこの国も仲が良くありません。基本的にはどこの国もいつかのタイミングで敵同士になっていると思います。
いないと思いますが、描きたくなった方は勝手に描いてもらって大丈夫です。送ってくれたら喜びます。気に入らんとこは全然変えてもらっていいです。twitter:@___vipls
あと、中華民国ちゃんを一応描いたんですが、納得行ってないので無かったことにしました。
1.アメリカ合衆国
世界の警察(?)ことアメリカちゃんです。国が若いのでクソガキ感多めです。
髪色は星条旗の紅白、帽子はアメリカの擬人化ことアンクル・サムのものです。
帽子にはPAX AMERICANA(アメリカによる平和)、元は後述のPAX ROMANAのリスペクトです。
髪には星とWASP(ホワイト・アングロ・サクソン・プロテスタント、社会を牛耳っていたエリート階級)の文字、やはりアメリカといえば差別主義!
"Remember pearl harbor." は真珠湾攻撃の際の戦意高揚の標語です。
アメリカちゃんは信心深いプロテスタントで、社交的で明るい女の子ですが、たまに闇が垣間見えます、仲良しグループ(NATO)を作っています。
ソ連ちゃんとずっとマウント合戦をしています。
2.モンゴル帝国
モンゴルちゃんです。服は民族衣装のデールらしきものです。国旗の青を基調としていて、目の下に紋章を入れています。喋らせたかったんですが特に有名なセリフが思いつかなかったのでやめました。("蹂躙しうる限り西へ"とか言わせれば良いかも)
いや〜しかしロマンある国ですよねえ!非常に好きです
モンゴルちゃんはあほなので、基本的に馬を飼うことしか考えていません。(征服した広大な農地を見て、当時のハンが「これだけ広かったら馬が沢山飼える!」と言ったという噂も)
あとてつはうを持ち歩いています。
キリスト教に興味は示しませんでしたが、チベット仏教にはめちゃくちゃお金を貢いだらしい。
嫌いなものはペスト。
3.ローマ帝国
地中海の覇者ことローマちゃんです。当時の一般的な服だったらしいキトンを着ています。頭にはギリシア神話のアポローンの霊木、月桂樹を使った月桂冠を載せています。腕についているのは後継国家(?)ビザンツ帝国の紋章ですが、縁起が悪いので描かないほうが良いかも
目の下には国家の象徴「Senatus Populusque Romanus(ローマの元老院と市民)」の略称。
背景にはPAX ROMANA(ローマによる平和)
「カルタゴ滅ぶべし」はポエニ戦争前の作戦会議の時に出た言葉だとかなんとか。
だいぶ年がいっているので、他の国にババア呼ばわりされることもしばしば。パンはただで食えて当然だと思っています。
(一応国旗を載せていますがこれは多分想像図です。)
4.大英帝国
ブリカスことイギリスちゃんです。上から目線で傍若無人。髪色はユニオンジャック、「できることなら惑星も併合したい。」はケープ植民地首相のセシル・ローズが言った言葉です。
アメリカちゃんの生みの親で、ありとあらゆる国とバチバチしており、フランスちゃんとスペインちゃんとは特に険悪です。
紅茶中毒者で、いつ見ても紅茶を飲んでいます。趣味は三角貿易。
敬虔なイギリス国教会信者で、十字架のピアスをしています。
5.ソビエト社会主義共和国連邦
私が一番好きな国家です。髪の毛の赤は社会主義と共産主義の構築へ向かう、ソビエト連邦共産党に指導されたソビエト人民の果敢な闘争を、髪飾りの鎌と槌は労働者階級と農民との絶えざる団結を意味します。
服はロシア帝国からの伝統、エプロンドレスです。
目の下にはСоюз Советских Социалистических Республик(ソビエト社会主義共和国連邦)の略称、首にはソ連の秘密警察組織である反革命・サボタージュ取締全ロシア非常委員会(Всероссийская чрезвычайная комиссия по борьбе с контрреволюцией и саботажем)の略称が刻まれています。適当に描きましたがこれは無くてもいいと思います。
「万国の労働者よ、団結せよ!」は、共産主義に関する有名なスローガンです。
後ろには宇宙飛行船ソユーズ、耳にはスプートニク1号のピアス。ソ連の宇宙開発の象徴です。
聖書を燃やしているのは無神論の現れです。そのため、
他の信心深い国を全員バカにしています。アメリカちゃんとは特に仲が悪いです。周りの子を集めて派閥(ワルシャワ条約機構)を作っています。パンと平和が好きなので、よくローマちゃんからパンをもらっています。
6.フランス帝国
フランスちゃんです。
適当に第一帝政のイメージで描いたので思想が強いですが、一応フランス植民地帝国です。
金髪にトリコロージュの青と赤のオッドアイ、ナポレオンが被っていた帽子にアルザス地方の伝統衣装(ほぼ写ってないですが)。
背景にはフランス革命のスローガンでありフランス共和国の標語である"liberté, égalité, fraternité(自由、平等、博愛)"
フレーズは革命期の歌かつフランス共和国国歌であるラ・マルセイエーズの
"Aux armes, citoyens !
Formez vos bataillons !
Marchons ! marchons !
Qu'un sang impur abreuve nos sillons !"
(武器を取るのだ、我が市民よ!隊列を整えよ!進め!進め!敵の不浄なる血で耕地を染め上げよ!)
からの引用です。
芸術に造詣が深く、ワインとチーズが好きらしい。
イギリスちゃんと超仲が悪いですが、ドイツちゃんが共通の敵の時は手を組みます。ちなみにカトリック教徒。
7.スペイン帝国
太陽の沈まない帝国ことスペインちゃんです。
国旗をあしらった髪色、コロンブスが被っていた帽子に国旗のよくわからん帯を巻き付けています。服はガリシアの民族衣装。
「異端として君臨するなら100回死んだほうがマシだ。」はフェリペ二世が言ったと言われています。
首にはスペインのモットー、"PLUS ULTRA"の文字が刻まれています。
説明は長いのでwikiからコピペ
スペイン国王カルロス1世が採用した個人的モットー(標語)。
ラテン語で「もっと先へ、もっと向こうへ、更なる前進」を意味する言葉。
起源はジブラルタル海峡近くにあるヘラクレスの柱と密接に関係していると言われている。
これは「Nec Plus Ultra(ネク プルス ウルトラ)」、訳すると「この先には何もない」(当時のローマ神話においてジブラルタル海峡は世界の果てとされていた)という警告を発しており、船員たち、探検家たちがそれ以上進まないための警告として役に立っていたという。
カルロス1世は相談役であるルイージ・マルリアーノの提案を受けて「Plus Ultra」のモットーを採用。これは上記のような警告を超え、「リスクをとってさらに前進すること」を推奨するものであった。
後にこのモットーは、スペインの探検家達がヘラクレスの柱を超えて新世界を目指すことを勇気づけることでも使われている。
ヨーロッパ随一のカトリック狂信者で、国自体がイスラム教徒を追い出して建国されています。目の下に十字架を刻んでいます。(これが台詞のレコンキスタ)
聖書を暗唱してから寝るのが日課。ソ連ちゃんからは「キモい」との評判。
8.イタリア王国
ムッソリーニのときのイタリアです。帽子はムッソリーニのやつ。服はカラビニエリのかっこいいやつです。ピアスはファッシ。
すぐ寝返るので、ドイツちゃんには陰口を言われています。あだ名はヘタリア。
ムッソリーニがローマ帝国を復活させようとしていたので、ローマちゃんに一時期期待されてました。(なお頓挫)
好きな食べ物はピザ。
9.ドイツ第三帝国
ヒトラーの時のドイツちゃんです。目の下に鉤十字、ピアスに鉄十字とその他バチバチ。軍服を着てます。
仲のいい国が全然いなく、ソ連ちゃんと本当に仲が悪い。
ビールが好き。
10.日本
日本ちゃんです。暫定ですが、大日本帝国モードのときは赤のインナーカラーを入れてます。
巫女さんみたいな服をイメージしてます。大日本帝国に和装もあれな気がしますがまあかわいいので……
菊のピアスをつけてます。